僕は普段熱心に本を読む方ではないのですが、新刊が出るたびに購入して読むほど好きな作家がいます。
自分の知識や想像力で頭の中に物語を描き出す読書は、視覚や聴覚にうったえる演出がある映像作品とは違った良さがありますよね。
しかし、本を読むこと自体は好きな人でも、紙の本の取り回しの悪さに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。
- 十分な明るさが必要
- 水気厳禁
- 寝転んだりしながら読みづらい
- 首が疲れる
今回は、そんな不便も多い読書を最高の体験にしてくれるデバイス、Kindle Oasisのご紹介です。
電子書籍が一般化している昨今、電子書籍を読むのはスマートフォンでも可能です。
ですがそれ以上に、読書に特化して専用開発された端末での読書体験は素晴らしいものでした。
Kindle Oasisの魅力をお伝えしていきたいと思います。
読書は紙派のあなたにもぜひチェックしてほしい商品です!
Kindle Oasisの特徴
Amazonの提供する電子書籍関連サービスであるKindle
Kindleとは、電子書籍フォーマットの名前でもあり、端末の名前でもあります。
このKindle規格の電子書籍データを読むための専用端末がKindle○○シリーズとなります。
Kindle端末には大きくわけて4種類がラインナップされており、その中でもハイエンドモデルに当たるのがKindle Oasisです。
- アルミボディで高級感のある外観
- エルゴノミクスデザイン
- 片手読みがしやすい物理ボタン付き
- IPX8の防水性能
- 自動明るさ調節
- 色調補正機能
- 紙の質感に近い読書感
外観
素材はアルミニウム製で出来ています。
ハイエンド帯の製品ということもあり、非常に高級感があります。
Kindle OasisにはE Inkと呼ばれる7インチの電子ペーパーの画面が採用されており、実際の紙の本に近い質感で本のページを描写します。
スマートフォンなどを屋外で使用すると、太陽光の反射で見づらいシーンがあると思います。
E Inkの場合は、太陽光の下でも反射し過ぎることがなく、紙の本と遜色なく読書を楽しむことができます。
また、液晶画面によく採用されているバックライト式ではなく、フロントライト式で画面を明るく見せるため、ブルーライトの観点から見ても目に優しい仕様になっています。
ディスプレイ横には、2つのボタンが並んでいます。
これらのボタンは、ページ送り用のボタンで、上のボタンで進む・下のボタンで戻るのように、片手でページを切り替えることが出来るようになっています。
ボタン裏の形もエルゴノミクスデザインになっており、片手で持ってもしっかり手にフィット。
上部には電源ボタン、下部には充電ポートがあります。
Kindle Oasisのよかった所
専用端末なので読書に集中できる
スマホで電子書籍を読んでいると、通知などで気が散ることがありますよね。
スマホは様々な用途に使えるデバイスなので、ついつい読書途中にSNSを開いたりしてしまうものです。
Kindle Oasisは読書のための専用端末。
文字通り本を読む用途以外には使えません。
その潔さのおかげで、マルチな用途に使えるデバイスよりも読書に集中できるようになっていると感じます。
電子書籍リーダーは寝ながら読みに最適
紙の本を読んでいて、寝っ転がりながら読みたいな〜と思うことありますよね?
紙の本だとページをめくるごとに寝る方向を変えたり、首を上げて読んだりしないといけなくて、逆に大変。
また、照明が本にしっかり当たらなくて、目が疲れてしまう経験をしたことのある方も多いと思います。
Kindle Oasisであれば、フロントライトが付いているので、明るさの心配は無用。
片手持ちに最適な形状で、ページをめくる際も、ボタン一つでめくることが出来ます。
ジャイロセンサーを搭載しているので、持ち手を変えたい場合でも、画面が自動的に最適な向きに表示されるようになっています。
僕は寝転がりながら本を読むことが多いので、Kindle Oasisを使い始めたことで本当に快適になって嬉しい限りです。
趣深い色調補正機能
Kindle Oasisには、明るさの調節だけではなく色調補正機能が付いています。
紙に蛍光灯が当たったような冷たい色温度から、就寝前の間接照明で本を読んでいるような温かみのある色にまで調節することができます。
スマホ液晶のブルーライトが気になっている紙派の方でも、目に優しいE Inkなら、就寝前に電子書籍を読むことが出来ますね。
画面のライトを完全に切ることで、まるで紙の本のように、間接照明だけで読書を楽しむこともできます。
明るさは自動調節機能、色温度は時間制御で自動で切り替えることも可能です。
Kindle Oasisのイマイチだったところ
価格が高い
一番のネックはここですね。
現在最新のkindle Oasisは第11世代です。
容量32GB、wifi、広告なしモデルの場合、約3万5千円します。
初めて見た時は目玉飛び出しました。
実際の本何冊分だよ!と
購入する前は不安でしたが、購入した今では買ってよかったと感じています。
クールなデザインと読書に特化した高い機能性。
ガジェット好きとしては放っておけませんよね。
なにより高額なOasisを購入したことで、もったいない精神から読書の頻度が上がり、買う前よりもたくさんの本を読むようになったことが購入してよかったポイントです。
「気になっているけど流石に高すぎる」と感じる方には、もう少し廉価なKindle端末も用意されているので、そちらもチェックしてみるといいかもしれません。
とはいえ、高額な端末に大金を払うくらいなら1冊でも多くの本を買いたい。
と感じる人の気持ちもわかります。
タッチ画面のレスポンスがイマイチ
低ブルーライトで目に優しく、紙の質感に近いE Inkですが、弱点もあります。
それは画面の書き換え速度です。
E Inkの書き換え速度は1秒間に4フレーム程度といわれており、通常のPCモニタ等が60フレーム以上の書き換え速度だと考えるとかなり遅く、残像感が目立ちます。
通常の読書時には気になりませんが、Kindleストアを操作するときなど、画面の書き換えがもっさりしておりレスポンスはイマイチです。
とはいえKindleは読書専用の端末。
読書に特化するために採用されたE Inkなので、致命的な弱点とは感じませんでした。
カラー表示は非対応
Kindle Oasisに搭載されているE Inkは、カラー表示に対応していません。
通常の本を読む場合は問題になりませんが、雑誌やカラーの漫画を読む場合は、モノクロで表示されることになります。
最後に
紙の本の悩みを解決してくれるKindle Oasisを紹介しました。
電子書籍が一般的になっている現代において、Kindle Oasisは専用開発された端末で読書に特化しており、本物の紙の本と遜色ない読書体験を提供しています。
アルミボディで高級感のある外観やIPX8の防水性能、自動明るさ調節、色調補正機能など、多くの特徴を持っています。
特に、片手で読みやすい物理ボタンが付いている点や、紙の質感に近い読書感が味わえる点が大きな魅力です。紙派の方にもぜひおすすめしたい商品です。
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