今回は僕が2年以上使っているゲーミングチェアのNitro Concepts S300のレビューです。
S300は作りもしっかりしており、2年以上使っているので耐久性も身をもって実証済みのイチオシチェアです。
- ファブリック地のゲーミングチェアを探している。
- 体格が大きくて体に合うチェアがなかなかない
- 椅子にあぐらで座ることがある
購入時に一番重視したポイントはファブリック製であること。
ゲーミングチェアってPUレザーが多いですよね。
なんちゃらレーシングなど、某有名メーカーのチェアはPUレザー製が多いです。
合皮のチェアは確かに高級感があるのですが、致命的な弱点を持っています。
それは加水分解です。
合皮は樹脂を加工して革のように見せている素材です。
PUレザー(合皮)は、その素材が日光や湿度(水分)、摩擦を受けることによって経年劣化が進み、ひび割れや接着剤の露出が起こります。
加水分解はチェアを購入して使い始めてから起こるのではなく、商品がお店や通販の倉庫に保管されている時点から既に始まっています。
このことを考えると数万円出したのに、数年後には合皮がボロボロになったチェアに座っている可能性もゼロではありません。
その点ファブリックであれば、丁重に扱う限りは加水分解ほど極端な劣化はないため、長く気持ちよく使うことができます。
Nitro Concepts S300の概要
Nitro Conceptsとは
Nitro Conceptsというブランドは購入検討の際初めて知りました。
調べてみると、ドイツのnoblechairsの姉妹ブランドのようです。
ハイエンド志向の「noblechairs」で培った技術をもとに、快適性や機能性、デザインを兼ね備えながらも低価格を実現したブランドが「Nitro Concepts」となっています。
外観
極厚クッションとファブリックの張地を使用したゲーミングチェア。
ぱっと見でもサイズはかなりデカい。
カラーはブラックを選択したため、当初は狭い部屋で圧迫感を感じましたが、すぐ慣れます。
ブランド名 | Nitro Concepts(ナイトロ・コンセプツ) |
商品名 | S300(エスサンビャク) |
本体サイズ | 約1280-1400 x 670 x 556mm |
本体重量 | 約24.5kg |
推奨耐荷重 | 135kg |
素材 | 張り地:ファブリック(布地) フレーム:スチール 脚部:ナイロン クッション材:モールドウレタン(コールドフォーム) アームレスト:ポリウレタン キャスター:ナイロン / ポリウレタン |
付属品 | ネックピロー ランバーサポート 組立説明書 取扱説明書 兼 保証書 |
保証期間 | 購入日より1年間 |
メーカーサイト | https://www.nitro-concepts.com/ |
素材
ファブリックの張地により、合皮製のチェアにありがちなペタッと肌に張り付く感覚がなく、冬や夏でも温度変化が少ないのが特徴。
自動車産業で使用されるグレードの張地は、品質と耐久性に優れ、ヨレや毛玉も出来づらいです。
触り心地としては一般的なゲーミングチェアの生地よりも固い印象。
背面
大きな作りで、体格が大き目な人にもしっかりフィット。
小柄~普通の人でも、大きく包み込まれる感覚が好きな人にはおすすめできます。
ヘッドレストとランバーサポートが付属。
ランバーサポートはが背面上部の穴から裏側までベルトが回っており、好きな位置に調節できます。
座面
座面は極厚のモールドウレタンを使った大き目の作りで、あぐらをかいたり、膝を抱え込むような座り方もできます。
座り心地はどちらかというと固め、個人的に座面は固めが好きなので気に入っています。
2年以上使っていますが、極厚クッションの頼もしさ半端ないです。
長時間座ってもお尻が痛くなることはなく、へたりも感じません。
Nitro Concepts S300の各種機能
アームレスト
アームレストは上下昇降と前後ずらし、首振りが可能な3Dアームレスト
調整範囲がかなり広くて優秀です。
素材はポリウレタンで出来ており、柔らかすぎず、痛くもない丁度よい硬さ。
アームレストが不要な場合は、裏ねじを緩めることで取り外しが可能
リクライニング
座面右側のレバーでリクライニングの調整
レバーを引きながら体重をかけることで90°~135°に調節できます。
ロッキング
最大14°のロッキングに対応
座面と背もたれがゆらゆらと前後に稼働しリラックスできる。
レバーによってオンオフの切り替えが可能。
底面のアジャスターを回すことで硬さの調整ができます。
チェアが届いた初日、ロッキングが楽しすぎて盛大にひっくり返ったのはここだけの秘密ダゾ!
Nitro Concepts S300の良かった点
ファブリックの張地で加水分解がない
個人的にこの椅子の最大のウリだと感じてます。
ゲーミングチェアって割と高価な買い物ですよね。
PUレザーのチェアを買うと、将来的に加水分解で無残な姿になることが約束されているなんて、なんたる悲劇か。
それが耐えられなくてファブリック製のNitro Concepts S300を買いました。
やはり結果は大正解!現に2年以上使っていますが、張地に目立った劣化はありません。
全体的に大き目の作りで助かった
僕は身長が180cmあるため、有名どころのゲーミングチェアではヘッドレストの位置が合わなかったり、窮屈だったりして快適に座ることができませんでした。
Nitro Concepts S300はドイツのメーカーなので、大柄なドイツ人が座る前提で設計されています。
その点僕の体格とマッチして快適に座ることができました。
実はNitro Concepts S300も最初ヘッドレストの位置が合わなかったのですが、背面の穴に通す方法で合わない場合は、椅子の上部に引っ掛ける形で取り付けするよう公式で案内されています。
これで快適に使えるようになりました
フレームは頑強なスチール製となっており、耐荷重も135kgまであるので巨漢でも大丈夫です。
Nitro Concepts S300の注意点
体格の小さい人は足置きが必要かも
僕にとってはメリットとなる大きな設計ですが、体格の小さい人からするとそうではないかもしれません。
具体的には椅子を一番下げても足が地面に届かない可能性があります。
こうなってしまうと、浮いた足でモモの裏が圧迫されて血流が悪化する事になります。
対策として、体格が小さめな人はオットマンや足置きなどを別途用意する必要があるかもしれません。
まとめ
Nitro Concepts S300のレビューでした。
まとめるとNitro Concepts S300の特徴は下記
- 加水分解のないファブリック製
- 大き目の作りで身長180cm overでもOK
- スチールフレームの高い剛性感
- 体格小さめの人は足置きが必要
ファブリックの張地で長く使えて、ブログ執筆からゲーム、動画鑑賞までカバーしてくれる頼れる相棒です。
作りが大きめなので、体格の大きな方は特にチェックしてみて欲しいです。
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