暑い日が続きますね。
昨今の夏は、かき氷や風鈴の音で清涼感を得られるような生易しいものではなくなってしまいました。
外出するたびに日焼けをし、汗だくになり、もはや日中の外出が苦行に感じられるほどです。
そんな日本の夏を憂いた僕は、3年ほど前から日傘を導入しました。
導入してみてまず驚いたのは、その快適さです。
一度使えば、もう手放せない。これは決して大げさではありません。
「日傘は女性の専用装備」と思い込んでいたあの頃の自分に、今ならはっきりと言えます。
もっと早く使えばよかった、と。
本記事では、実際に僕が使ってきたWPCのIZAシリーズについて、使用感やメリットなどを紹介します。
メンズが日傘を使うことでぶち上がる夏のQOL
あなたは日傘を使うべきか?
まずはっきりと断言します。
あなたはメンズの日傘について調べて、このサイトまでたどり着くくらいには日傘が気になっているんですよね?
だったら、間違いなく購入して後悔することはないです。
日傘を使うと、好奇の目で見られるか?
見られません。
むしろ酷暑に対するあなたの合理的な判断を称賛する眼差しが集まります。
例えば考えてみてほしいのですが、真夏の太陽が照りつける中での信号待ちを想像してみてください。
ジリジリして暑いですよね。 一刻も早く建物に入りたいですよね。
そんなとき、歩道脇の電柱が作り出す影があなたの眼の前にあったらどうしますか?
真っ先にその影に逃げ込みますよね。

そしてあなたは心のなかで、「ラッキー♪」と小躍りするはずです。
灼熱の太陽の中、影があれば逃げ込むのは当然です。
それは恥ずかしいことじゃなく、本能的な防衛行動なんです。
日傘は、このラッキーな日陰を常に持ち歩くことができるんです。
あなたはもう、酷暑のなかで電柱や、街路樹が作り出す木陰に依存する必要はないんです。
むしろなんでこの暑さの中そんな縛りプレイをするんですか?
つまり日傘を使うってのは、あなただけのポータブルオアシスを持ち歩くってことなんです。
3度の夏を日傘で乗り越えた感想
ここでは僕が築いてきた3年間の日傘キャリアにおいて、感じたことをいくつかピックアップしてお届けします。
通勤時の不快感が激減
通勤は日傘が最も輝くタイミングです。
会社に着く前にすでに汗だく──これ、夏の朝に感じる最大のストレスじゃないでしょうか。
僕は車通勤なんですが、パーキングからオフィスまで徒歩で約5分。
たったそれだけの距離でも、真夏の直射日光にさらされると、着く頃には額に汗がにじみ、シャツの背中もじんわり湿ってしまうほどでした。
そんな状況で日傘を使い始めたところ、「えっ、こんなに違うの?」と衝撃を受けました。
直射日光を遮るだけで、体感温度がまるで変わるんです。
「今日って意外と涼しいのかな?」なんて錯覚すら覚えて、
思わず日傘を一度閉じてみたんですが──
顔面に容赦なく叩きつけられる熱。



「あ、無理」って即座に再展開しました(笑)
非・日傘民を傍目に感じる優越感
ここ最近は、メンズの日傘も少しずつ市民権を得てきました。
とはいえ、まだまだ街中では「日傘男子」は少数派です。
そんな中、自分だけが日傘を差していると、ふと感じるんです。
「あ、自分だけ涼しい」って。
周囲の男性が額に汗を浮かべて歩いている中、
僕だけが日陰を携えて、涼しい顔で歩いている。
それに気づいた瞬間、なんとも言えない満足感がこみ上げてきます。
それは単に涼しさという優位性だけではなく、
「自分で快適さを選び取っている」という誇らしさから来るものかもしれません。



おじさん会社員が日傘をさしているのを見かけた日は、世代を超えた謎の親近感が湧いて、朝から清々しい気持ちになれます。
迷ったら、持て。それが日傘のルール
日傘を持っていても、持ち歩かなければ意味がないです。
「今日は日傘、いるかな……?」
って迷う日がたまにありますが、迷った場合は必ず持ち物に加えてください。
そういう日に限って、不意にカンカン照りの中を歩く羽目になって、汗だくで後悔するのでね。
僕の経験上、迷ったときは100%持っておいた方がいい。



軽い折りたたみ式なら荷物にならないし、いざというときの安心感がまるで違います。
実際に僕が使っている日傘を紹介
WPCのIZAシリーズを使ってます。
こちらは優れたデザインと確かな品質で、メンズ日傘として評価の高いシリーズになります。
迷ったらこれでいいです。



防御力重視はジャンプタイプの大きな傘を。
手軽さや、日傘にまだ少し抵抗がある人は折りたたみタイプがおすすめです。
僕は最初はベーシックなジャンプタイプを購入しました。
UVカットはもちろんのこと、晴れ雨兼用なので、雨傘としてもヘビーユーズしてます。
何と言っても嬉しいのがそのサイズ感。
僕は身長が180cmあるので、できるだけ大きな物がいいと思いこちらを選択しました。
直径110cmと大きいため、日傘としても雨傘としても、ストレスなく体を守ってくれます。
1年ほど使って、病院の傘立てに忘れて紛失してしまいました。
現在はリピートで2本目を使っています。
次に今年新しく買ったのが、折りたたみタイプのこちらになります。
最初に買ったジャンプタイプは、防御力は完璧です。
ですが、携帯性を考えて持ち歩かないシーンもありました。
なので身軽さ重視で行きたい日のために、折りたたみタイプの傘を購入しました。
もともと折り畳み傘は、生地をきれいに折りたむのが面倒で苦手意識がありました。
ですがこちらのモデルは、比較的簡単にきれいに折り畳めたので、購入を決めました。



傘の展開と折りたたみがボタン一つで行えるタイプで、使ってるとなんか気分が上がります(笑)
まとめ
夏の暑さは避けられませんが、向き合い方は選べます。
ちょっとの勇気と一本の傘で、あなたの夏は確実に快適になります。
「使わないほうがどうかしてる」なんて言いましたが、
一度使えば、きっとあなたもそう思うはずです。
あなたもぜひ、“日陰を持ち歩く”生活、始めてみてください。
コメント