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オーディブルが頭に入らない4つの原因とその対処法

・オーディブルを聴いても頭に入らない
・聴き終わった本の内容があまり思い出せない

オーディブルをいざ使ってみたはいいものの、聴いた内容が頭に入らなかったり、思い出せない方も多いのではないでしょうか。

僕自身も、せっかく聞いたのに内容が思い出せず、これじゃ聴く意味があるのかわからないと不安になった経験があります。

今回はそんな方に向けて、オーディブルが頭に入ってこない理由と、その対策をご紹介していきます。

目次

オーディブルが頭に入らない原因

①マルチタスクでオーディブルを使っている

例えば散歩中にオーディブルを聴いているケースで考えてみましょう。
通常は無意識に歩きながら、耳元の音声に集中して聴いていると思います。

しかしふとした拍子に、気になっていたお店や、散歩中のかわいいペット等が視界に入ると、意識がそちらに持っていかれてしまいますよね。
このような場合、意識が以下のように切り替わります。

オーディブルに集中しているとき
  • 意識:オーディブル
  • 無意識:歩く

気になるものを見つけた時
  • 意識:視界に入った気になるもの
  • 無意識:歩く
  • 無意識:オーディブル

我々は散歩とオーディブルをマルチタスクで進行しているように見えて、実際には集中する対象を交互に切り替えながらのシングルタスクを行っているのです。

複数のシングルタスクを断続的に切り替えていると、局面によって、より重要な物に対して気が逸れてしまいます。
するとオーディブルを聴いたはずなのに内容が頭に入らないという事が起きます。

お散歩程度であればそこまで意識をそがれることはありませんが、車の運転等、高い集中力を要する場面ではより顕著にこの傾向が表れます。

②1度で一気に聴き進めている

実際の紙の本を読む場合を思い出してみてほしいのですが、よほど面白い本でもない限り、少しづつ小分けに読んでいきますよね。

その点、オーディブルは自分の目で読む本と違い、ナレーターによる朗読で進行していきます。
ながら聴きしやすいという特性も相まって、ナレーターのペースで一度にたくさんの章を聴き進めてしまいがちです。

人間の短期記憶の保持時間は1分程度と言われており、ナレーターのペースで聴き進めるうちに、過去のページの記憶が新しいページの記憶に上書きされていき、直近の数ページ分しか覚えていないということが起こりやすいです。

少し読み進めたら一旦再生を停止し、自分の頭で本の内容を振り返ってみましょう。

③1度読んだだけでその後振り返っていない

そもそも紙の本であっても、本を1度読んだだけでその内容すべてを記憶することは非常に難しいですよね。
朗読であるオーディブルの場合も同様に、1度聴いただけでは内容をしっかりインプットすることは難しいです。

自分にとって重要な知識を学べる本であれば、都度読み返すようにしましょう。

④興味の持てない本を聴いている

文字通り、対して読みたくもない本を聴いているケースです。

・上司に勧められて仕方なく
・聴き放題の元を取りたい
等々

聴き放題が魅力のオーディブルですが、興味のないタイトルを聴いている場合は、頭に残らなくて当然です。
興味のないものは記憶にも残りにくいですし、それに費やす時間ももったいないです。

無料だからと手当たり次第に聴くのではなく、興味のあるものや自分の悩みを解決してくれそうなタイトルに絞って聴くようにしましょう。

オーディブルの内容を頭に入れるコツ

ここからはオーディブルの内容をしっかり頭に入れるために、僕が実践しているコツをご紹介します。

自分に最適な再生速度を見つける

オーディブルの内容を頭に入れる1つ目のコツは、自分に合った再生速度を見つける事です。
元々オーディブルのナレーションはかなりゆっくりと朗読されています。

標準の速度が自分にとって遅すぎる場合、他の事に気が散ってしまう原因にもなります。
倍速再生を試してみて、自分に最適な再生速度を見つけましょう。

個人的には1.5倍速くらいで丁度良い場合が多いです。
再生速度を上げれば、その分1冊読了までにかかる時間も減るので一石二鳥です!

マルチタスクで聴く場合は単純な作業と並行する

ながら聴きができる点が魅力のオーディブルですが、マルチタスクで聞く場合には、お散歩や家事など、できるだけシンプルな作業と組み合わせるようにしましょう。

集中力を要する作業中にオーディブルを聴いても、なかなか朗読に集中できず、頭に残らない可能性が高いです。

1章ずつじっくり聞

アンドリュー・カーネギーの有名な自己啓発本、「人を動かす」の中には以下のような旨の注意書きがあります。

この本の1つの章を読み終えたら、もう一度読み返し、その内容を実践してから次の章に進むように

このように、紙の本ですら内容をじっくり理解しながら読み進めなければ身につかないと考えられています。

オーディブルの場合も同様に、1つの章を読み終えたら一度再生を停止して、頭の中で咀嚼する時間を取ることが大切になります。


また、ブックマーク機能を使い、重要なシーンを振り返ることも効果的です。
オーディブルを聴いていて、ピンときたフレーズや文章を見つけたら、ブックマーク機能でしおりを挟むようにしましょう。

役立ちそうな個所をブックマークすることで、すぐに聞き返すことが出来るようになり、繰り返し聴くことで脳に定着させやすくなります。

アウトプットする

おそらく一番重要なのがこのポイント
本を読んで終わりにするのではなく、得た知識を使って何かしらのアウトプットを行うことが大切です。

アウトプットの一例
  • 人に内容を説明する
  • 得た知識を使って実際に行動する
  • 聴いた本の感想を書く

本で学んだ内容を実際の生活の中でアウトプットすることで、本の知識を自分事と捉え、生きた知識にすることができます。

オーディブルが頭に入らない時の対処法まとめ

この記事ではオーディブルが頭に残らない原因とその対処法についてまとめました。

オーディブルを聴いてしっかり脳にインプットするコツ
  • 複雑な作業と並行して聴かない
  • 興味のあるタイトルを聴く
  • 自分に合った再生速度を見つける
  • 1章ずつじっくり聴く
  • 大事なところはブックマークして振り返る
  • 学んだ内容を実生活でアウトプットする

上記のコツを掴んで、オーディブルの時間を有意義な物にしていただければ幸いです。

それでは、良きオーディブルライフを!

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この記事を書いた人

陸の孤島でロン毛会社員をやってます。
趣味のスケボーやゲームの事などブログで発信中

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