お前がNo.1だ
男なら一度はベジータに言われたいセリフですよね。
今回は2024年1月現在、No.1のバッテリー持ちを誇るワイヤレスゲーミングイヤホン
ソニーのINZONE Budsを紹介していきます。
ヘッドフォンの装着感が苦手な方や、イヤホンで手軽にゲームをしたい!という方にとって、ワイヤレスゲーミングイヤホンがあなたのゲームライフを一変させる神器であることは想像に難くないと思います。
ですが、これまで各社から発売されているゲーミングイヤホンでは、バッテリー持ちが悪いという致命的な弱点がありました。
その弱点を克服した真のワイヤレスゲーミングイヤホンがソニーから発売されたのです。
ワイヤレスイヤホンでのゲームプレイに興味がある方には必見の内容になっているので、ぜひ読んでいってください。
INZONE Budsの外観
カラバリは白と黒があります。
ケースは飾り気のないデザインで、一般的なワイヤレスイヤホンと比較すると少し大きめな印象。
背面にはUSB-Cの充電ポートとペアリング用のボタン
ワイヤレス充電には対応していません。
ケースを開くとイヤホンとその中央に2.4GHz無線接続用のドングルが格納されている。
イヤホン本体に物理ボタンはなく、各種操作は本体をタッチして行います。
外音取り込みとノイズキャンセリング機能を搭載。
PC用ソフトウェアINZONE Hub
PC用ソフトウェアである、INZONE Hubをインストールすることで、各種設定を行うことができます。
イコライザーを始め、個人の耳に合わせた音場の最適化や、ゲーム/チャットのバランスなど、自分好みにカスタマイズすることが可能です。
これらのサウンドの設定は、タップ時の動作に割り当てることが可能です。
参考までに私の設定をチラリ
INZONE Budsの設定の中でも面白いと感じたのは、最適なイヤーピースの設定。
イヤーピースの密閉状態を測定し、どのサイズが最適なのかを判定してくれる優れた機能。
しっかりと密閉されていればこのように「密閉されています」の表示が。
密閉されていなかった場合は、付属のイヤーピースから違うサイズのものを選択してみましょう。
INZONE Budsを実際に使った感想
他の追随を許さない圧倒的なバッテリー持ち
このイヤホンを購入した一番の目的はそのバッテリー持ちにあります。
イヤホン単体で、連続12時間の使用が可能となっています。
製品発表を見た際、そのバッテリー持続時間に言いしれぬ高揚感を感じたものです。
ついに俺たちのソニーがやってくれたか!とね
実際に12時間ぶっ続けでゲームをしたことはありませんが、4時間程度VCをしながらゲームを行っても70〜80%バッテリーが残っているので、公称通りの実力があるのは間違いなさそうです。
これまでに発売されたゲーミングイヤホンと比較すると、この事実は驚くべきものです。
以前レビューしたJBL Quantum TWS では、3~4時間程度でLOWバッテリーのアナウンスが流れ始めていましたし、
8時間の比較的長いバッテリー持ちを公称するLogicoolのG Fitsでもマイク通話時では4.5時間と謳われています。
そのため貧弱なバッテリー持ちが常態化していたワイヤレスゲーミングイヤホン界において、INZONE Budsは世界中が待ち望んだゲームチェンジャーだと言えるでしょう。
ゲーム時間が~3時間程度で収まる方はコチラも十分におすすめできるので興味があればどうぞ↓
ゲーミングイヤホンとしての高い総合戦闘力
ここまでバッテリー持ちにフォーカスした内容が多めでしたが、INZONE Budsはその他の性能についても高い水準にあります。
付属のUSBドングルで接続した際の遅延時間は30ms未満となっており、これは一般的なBluetooth接続に比べおよそ5分の1程度の遅延時間となるそうです。
そのため、FPSや音ゲーなども遅延を感じることなくプレイすることが出来ました。
音質面ではソニーのハイエンドワイヤレスイヤホンである、WF-1000XM5と同様のドライバを搭載しています。
また、イギリスに本社を置くプロゲームチームFnaticの監修を受け、ワイヤレスイヤホンでの再現が難しい音の定位感や、足音などの微細音をゲーミング仕様にチューニング。
装着感も非常に優れており、耳に負担を掛けづらいエルゴノミックデザインによって、長時間のゲームプレイでも圧迫感や耳の痛みを感じることはありませんでした。
総じてINZONE Budsは非常に高い水準で、トータルバランスに優れたゲーミングイヤホンであり、これから発売されるワイヤレスゲーミングイヤホンは必ず本機と比較される事になるでしょう。
あえて不満点を挙げるなら価格が高い事
正直に言って機能面、性能面での不満は今のところ全く無いです。
このイヤホンに対しての不満を強いて言うなれば価格ですかね。
ゲーミングイヤホンでゲームをする層は、おそらく競技勢やガチ勢ではないカジュアルゲーマーだと考えます。
(競技レベルのプレイヤーは手軽さよりも音の定位感などの性能をより重視するため、ヘッドフォンでプレイするはず)
そのため、約3万円もするゲーミングイヤホンを、カジュアルゲーマーが購入するハードルは割と高いのではないかと感じました。
この点は、今後INZONE Budsのバッテリー持ちに対抗した製品が他社から発売されることで、価格競争が起こることを期待したいですね。
INZONE Budsはこんな人におすすめ
INZONE Budsのレビューでした。
フレンドとのVC時もササッとケースから取り出して装着。
手軽にVCをしながらゲームができるので、本製品を使うことでQOLが向上しました。
一つ注意点としては、本製品が搭載しているBluetoothは、LEオーディオという規格になっており、iPhoneは対応していない規格です。
基本的にはUSB-Cドングルを使用した接続を念頭に購入したほうが良いです。
USB-C対応の製品であればドングルを差すことで動作するはずです。
流石のソニー製だけあって、非常にクオリティの高い製品となっています。
特に下記に当てはまる方は、買って損はしないと断言できます。
- 3時間以上ぶっ続けでゲームをプレイする
- 最高のゲーミングワイヤレスイヤホンが欲しい
- ヘッドフォンでのゲームプレイで頭が痛くなる人
- ヘッドフォンで髪型を崩したくない人
買う理由が値段なら買うな、迷う理由が値段なら買え
どこかの誰かの言葉です。
それではみなさんも、良いゲームライフを!
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