今回はミニマルなデザインが魅力のiPhoneケースTHE FROST AIR ULTRAのレビューです。
iPhoneのデザインや握り心地を損なわないケースを探し求めている中で、ず~っと気になっていたこのケース
価格が約5,000円と高価なので迷っていたのですが、思い切って購入してみました。
しばらく使ってみて、iPhone本来のデザインを損なわないケースを探している方にはとても良い選択肢になると思ったので、使用感などお届けしていきたいと思います。
THE FROST AIR ULTRAの特徴
CASEFINITEから発売されている超薄型ケースのTHE FROST AIR
こちらも非常に良いケースで、iPhoneを裸で持っているといっても過言ではない完成度でした。
しかし薄さと防御力はトレードオフの関係。
落下させた際の防御力には当然ながら不安がありますよね。
そこで後発として、保護性能を高めたTHE FROST AIR ULTRAが発売されています。
ポリプロピレン素材で構成されていたFROST AIRに対し、FROST AIR ULTRAはポリカーボネート製になっています。
ポリカーボネートはとても硬く、非常に耐衝撃性に優れた樹脂です。
また成形品の寸法安定性が高いため、高い精度を要する製品への使用に向いています。
今回はiPhone13用のグレイッシュブルーを購入しました。
iPhone14用も発売されており、カラーはアイスホワイトとスモークブラックの二色展開となっています。
外観をチェック
外箱は結構サイズが大きいです。
開封してみると、中にはケース本体とiPhoneへの装着方法が書かれた紙
そしてサンキューカードが封入されていました。
重量はわずか19g
持ってみるとかなり軽いです。薄さは1mm
この軽さと薄さがFROST AIRシリーズの魅力です。
軽さとは裏腹に、ポリカーボネートでできたケース本体は確かに硬く、iPhoneを衝撃から守ってくれそうな期待が高まります。
ケース本体はマットな質感で手触りはサラサラしています。
ですが感覚を研ぎ澄ませて触っていると、少ししっとり?しているような気もします。
なんだかお上品な手触り。
レザーやシリコンに比べると少し滑りやすいですが、使っているうちに最初の印象よりはグリップ感があることに気づきました。
サイドはボタンボタンごとにくり抜かれている丁寧な仕上がり。
底部のスピーカー穴についても、穴それぞれが律義にくり抜かれており脱帽です。
iPhone13へ装着してみた
スタイリッシュで高級感のある外観に
iPhone13のミッドナイトへ装着してみました。
iPhoneのミッドナイトとケースのグレイッシュブルーは親和性が高く、背面が透けるおかげでappleのリンゴさんもこんにちは。
マットな質感と手触りも相まって、相当にスタイリッシュ。
なんとも所有欲を満たすiPhoneになりました。
フィット感良好でコンパクトなサイズ感がグッド
厚さ1mmはさすがの一言。
FROST AIRから厚みが増しているので完全に裸とは言いませんが、ケース装着によるサイズアップはかなり軽減されています。
持った時の手なじみも良好。
ポリカーボネート製になって保護性能も獲得
耐衝撃性の高いポリカーボネートによって、手に持った時のケースの剛性感も高いです。
多少の落下程度なら、iPhone本体へのダメージも軽減してくれそう。
ですがMIL規格などを取得しているケースに比べると、当然保護性能は及ばないと思います。
出来るだけ落とさないよう、普段から丁寧に扱うことを推奨します。
カメラ部分についても、しっかり高さが設けられており、背面を下に置いた際でも直接レンズが触れることはありません。
MagSafe非対応だが一応使える
MagSafeは非対応となっていますが、一応リングやモバイルバッテリー等張り付けることが可能です。
磁力は少し弱くなってしまうので、車載ホルダーなどは厳しそう。
MagSafeアクセサリーを使用する際は落下に気を付けて運用しましょう。
ワイヤレス受電も問題なく動作しました。
画像で使っているリングとモバイルバッテリーのレビューは下記より
イマイチだった部分
背面フィルムを張っている方は要注意
実は最初の装着で少し想定外が起こりました。
ケースを装着した状態でiPhone下部がケースから浮いてしまっています。
原因はiPhone背面に貼っていた保護ガラスでした。
高い精度でiPhoneにフィットするように作られているため、あくまでも素のiPhoneへ装着することを前提に設計されているようです。
前面のガラスフィルムは問題ありませんでしたが、背面にガラスフィルムを貼っている人は場合によっては剥がす必要があるので要注意です。
背面フィルムを剥がしてからのフィット感は良好。
成形がタイトなため、ボタン周りの操作性が少し落ちる
サイドのボタン部分について成形精度が高いのは良いのですが、くり抜きがタイトなため、各種ボタンへのアクセスが悪いなと感じました。
特にマナーモードの切り替えについて、普段は指の腹ででオンオフを操作していましたが、FROST AIR ULTRAを装着した状態では片手でのスイッチは少し厳しいです。
具体的には右手にiPhoneを持ち、左手の爪ででスイッチを操作するという煩わしさがあります。
まとめ
THE FROST AIR ULTRAのレビューでした。
iPhoneのデザイン性を損なわないミニマルなiPhoneケース。
「端末の保護はしたいけど、出来るだけスタイリッシュに使いたい。」
「スタイリッシュに使いたいけど、防御力も妥協できない」
そんな希望を叶えてくれるとってもいい商品でした。
若干ボタンが押しづらくなるというデメリットはあるものの、おしゃれは我慢!
スタイリッシュなデザインを求める方にとっては、見た目のメリットの方が上回るはずです。
価格は約5,000円といいお値段しますが、それに見合う価値は間違いなくあります。
極限まで、薄さにこだわりたい方は通常のTHE FROST AIRもおススメです
ぜひチェックしてみてください!
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