今回はLogicoolから出ているキーボードMX KEYS miniのレビュー
色々な所で良い製品だと言われているのでずっと気になっていたキーボードです。
僕はキーボードはメカニカル派なので、正直パンタグラフキーボードのMX KEYS miniには打鍵感の面で不安がありました。
メカニカル式はしっかりとしたキーストロークで打鍵感が気持ちいいのに対し、パンタグラフ式は浅いキーストロークで打った時の気持ちよさがイマイチなんですよね。
ですが丁度3年ほど使っていたG512がチャタリングを起こし始めたので、清水の舞台から飛び降りる覚悟でこのキーボードの購入に踏み切りました。
使ってみた感想として、G512はかなり大きく重量もあったため、コンパクトなMX KEYS miniになった事で机が広くなったように感じました。
また気になっていたパンタグラフ式の打鍵感も予想外に良好で、今ではとても気に入っています。
- テンキーレスで薄型コンパクト
- フル充電で最長5か月使用可能
- 近接センサー搭載で、手を近づけるとバックライト点灯
- スタイリッシュなミニマルデザイン
MX KEYS miniレビュー
早速開封していきます。
中身はキーボード本体、USB-C充電ケーブル、取説のシンプルな構成。
本機はバッテリー駆動となっており、1回の充電で最大5か月使用できます。
MX KEYS miniはテンキーレスのキーボードとなっており、非常にコンパクトです。
全体的に質感がかなり高く、デザインもとても好み。
背面には5か所に滑り止めのラバーが付いており、小型ながらタイピング中にずれたりすることはありません。
上部にはUSB-Cの充電ポートを備え、その隣には電源トグルがあります。
最大3台の機器とペアリングできる本機。
ファンクションキーの1~3を押すことでシームレスに接続先のデバイスを切り替えることができる。
特徴的だと思ったのがこの絵文字マークのキー
これを押すことで絵文字の選択ウィンドウが開き、スマートフォンのような感覚で絵文字を使うことができる。
テンキーレスで超コンパクト
MX KEYS miniはテンキーレスでコンパクトです。
G513と比較した時のサイズの違いは一目瞭然。
デスクに置いた時の印象も、コンパクトなおかげでこれだけ変わります。
G512はぶっといケーブルが邪魔になることが多かったですが、MX KEYS miniはワイヤレスなのでスッキリした印象に。
このデスクで食事をすることもあるので、コンパクトなキーボードになりサッと片づけるだけでスペースが確保できるようになりました。
パンタグラフキーボード意外と悪くない
今まで使っていたG512はメカニカルキーボードです。
メカニカルキーボードは打鍵感もよくとても気に入っていたので、MX KEYS miniがパンタグラフ式であるのは不安要素でした。
実際初めのうちはメカニカルキーボードとのストロークの違いにミスタイプが増加しましたが、数時間使うとすぐに馴染みました。
KEYS miniはキーストロークが1.8mm。
パンタグラフキーボードのメリットとして、キーストロークが浅いため、タイピング速度が速くなりました。
その分ミスタイプには要注意です。
また、タイプ音もかなり小さくなり、周りに気を使う必要がなくなったのもメリットです。
近接センサーのバックライトがグッジョブ
MX KEYS miniのバックライトは近接センサーを搭載しています。
手を近づけると発光し、タイピングを終えてキーボードから手が離れると消灯します。
G512では、就寝時にスリーブ状態のPCから給電されてキーボードが光るということが良くありました。
毎回ベッドから抜け出して発光しないように対応するのも面倒なので地味にストレス。
MX KEYS miniであればタイピングしない時は光らないので、就寝時の悩みともおさらばできて幸せです。
くぼんだキートップで打鍵感がとても良い
MX KEYS miniのキートップは球状にくぼんでいるので、指先に超フィットします。
加えてマットコーティングも施されているので、非常に上質なタイプ感を味わうことができます。
個人的にパンタグラフのキーボードは、打鍵した際に爽快感がなく安っぽいイメージがありましたが、いい意味で予想を裏切られました。
ワンボタンで接続先をスイッチできてテレワークに最適
MX KEYS miniは3台までの機器とBluetoothでペアリングができます。
その切り替えも非常にシンプルかつスムーズで、左上にあるボタンを押すだけです。
僕は以下の2つとペアリングしています。
1自宅PC
2会社のノートPC
会社で使う場合や、自宅で使う場合にもワンボタンでシームレスに切り替えが可能。
日常で使う端末が複数ある場合でも、キーボードをMX KEYS mini 1台に集約することができます。
サイズもコンパクトなので、カバンに入れて持ち運ぶのも十分現実的だと感じました。。
MX KEYS miniの注意点
テンキー必要な人はKX800 MX KEYSのほうがいい
当然ですが仕事で数字入力が多い人に本機は向いていません。
私の用途は主にブログやプライベートでの使用です。
テレワークは週に1度あり、仕事では数字入力をする機会があります。
その点ではテンキーのあるG512に軍配が上がりますが、週1の頻度なので許容範囲です。
テンキーがないストレスよりも、キーボードがコンパクトになった事による、机の上のスッキリ感の方が圧倒的にメリット。
総合的には満足してます。
普段から数字入力の機会が多い人はフルサイズ版のKX800 MX KEYSを購入しましょう。
まとめ
メカニカルキーボード派だった私にとって、パンタグラフキーボードへのマイナスイメージを見事払拭してくれたMX KEYS mini
コンパクトながら高級感のある外観とその機能性により非常に使いやすく、所有欲を満たすキーボードでした。
テンキーが必要な方にはKX800 MX KEYSもあります。
特に普段からメカニカルキーボード派で、パンタグラフキーボードが眼中になかった僕のような方にはぜひ使ってみてほしいです!
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